雑念とは
気を散らせるよけいな考え。心を乱すさまざまの思い。
先日患者さんが「私は雑念が多いからダメなのよ」と言われていました。
私も一時期(少し前まで)必死に「雑念を消そう」としていました。
雑念を消すために私がやったこと
瞑想。
「ありがとう、愛しています」とつぶやく、頭の中で唱える。
真言「不動明王、光明真言」などを唱える、頭の中で唱える。
「思考を止めようとすること以外の思考を止める」とつぶやく、頭の中で唱える。
など、ほかにも色々やっていたと思いますが、思い出すのはこのくらいです。
とにかく、雑念が浮かばないように、他のことで考えを埋めるという感じです。
まあ、疲れます(笑)
何をやっても雑念は消えない。
やっているときは止まっていますが、やっていない時は雑念は湧いてきます。そして、ある程度、色々やった結果
(結構、長い間やっていましたが)
雑念は消せない。ということに気づきました。
雑念は雲のようなもの。
何かをして雑念を消したとしても、雑念は、また現れます。浮かんでは消える「雲」または「幻」のようなものです。
なので、雑念を消すことを諦めました。
諦めて気づいたこと
今までは「雑念が湧く」=「ダメな私」でした。
今は
「雑念が湧く」→「そんなの気にしない」「流す」
そんな風に過ごしていると雑念はあまり湧かなくなり、
また、湧いてきてもすぐに気付き、軽く流せるようになりました。
まとめると
雑念は「雲」のようなものなので、消したとしてもまた現れる。「雑念が湧く」=「ダメな私」
ではなく、「雑念を止めることを諦める」ことをオススメします。
瞑想などある程度、色々やることで気づくのかもしれませんが、
初めから「雑念が湧くのはしょうがないこと」として捉えると、少し楽になるのではないでしょうか。
以上、雑念についてでした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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